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公募研究募集中(2015.09.04)

当研究領域の公募研究を募集いたします。
詳細は文部科学省のページをご確認ください。

領域略称名:
JPhysics
領域番号:
2704
設定期間:
平成27年度〜平成31年度
領域代表者:
播磨 尚朝
所属機関:
神戸大学大学院理学研究科

本領域では、多様な多極子自由度に起因する多彩な伝導現象の研究を包括的に推進する。電子の「多極子」は、スピンと軌道が結合した全角運動量「J」が結晶場などの局所環境に応じて獲得するミクロな自由度である。この多極子に起因する特異な量子伝導現象や新奇な電磁応答などの未知の物性を開発・解明し、新機軸による超伝導研究を推進することによって、多極子由来の伝導現象の学理を創出するとともに、新たな物質機能を開拓する。

領域に設けた4つの研究項目について、実験的な研究を10件、理論的な研究を8件公募する。研究項目A01では、局在した多極子が伝導電子との混成を通じて発現する量子相転移や超伝導、あるいは非フェルミ液体などの異常物性の解明に関する研究を対象とする。価数転移を含む多極子由来の新奇量子現象に関する実験と理論の研究を広く歓迎する。B01では、多極子が遍歴性を獲得して引き起こす多彩な伝導相や超伝導の研究を対象とする。さらに薄膜や微細加工等の手法により、5f, 5d 電子の強いスピン軌道相互作用や遍歴多極子に起因する新奇現象の発見に挑戦する研究も歓迎する。C01では、伝導系において複数原子に拡がった「拡張多極子」が引き起こす新奇な応答現象に関する研究を対象とする。奇パリティ多極子による特異な伝導現象の研究、さらには高分子系を扱う化学などの周辺分野からの研究も歓迎する。D01では、独自の発想や合成法、あるいは第一原理計算により、新物質や新機能の発見を目指す研究を対象とする。さらにバンド構造と多体効果を調べるための実験研究も歓迎する。複数の研究項目にまたがる提案の場合は、最も関連の深い研究項目に応募されたい。

特に、領域において計画研究との共同研究を積極的に推進する提案や、領域として設置する共用備品(領域ホームページを参照)を積極的に利用する提案を期待している。また、d電子系/f電子系の研究者に限らず、有機系や高分子などの研究者からの多極子応答などに絡んだ意欲的な提案を歓迎する。

研究項目 応募上限額(単年度) 採択目安件数
A01 局在多極子と伝導電子の相関効果 実験的研究:400万円
理論的研究:100万円
10件
8件
B01 遍歴多極子による新奇量子伝導相
C01 拡張多極子による動的応答
D01 強相関多極子物質の開発

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