活動状況|J-Physics トピカルミーティング「局在多極子と伝導電子の相関による新現象」

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J-Physics トピカルミーティング「局在多極子と伝導電子の相関による新現象」

 これまでスピン自由度による量子物性・量子相が精力的に研究されてきたが、最近の研究により電子の持つ多極子自由度が特異な現象の起源となることが理解されて始めている。特に、原子サイトに局在した多極子が伝導電子と混成することにより、新しい金属相、たとえば、異常金属状態や非従来型の重い電子超伝導が誘起され大変注目を集めている。また局在f電子の価数の量子臨界ゆらぎが特異な磁気相関を誘起することも明らかになってきた。さらには、この多極子の自由度を単一の原子サイトからマルチサイトのクラスターに拡張することで、反強磁性体で近年発見された巨大異常ホール効果の一般的な理解に役立つこともわかってきた。
 本研究会ではJ-Physics新学術領域の研究活動が3年目に入るこの節目の時期に、これまでの成果と現状の課題を共有することで今後の研究指針を明らかにし、領域内外の研究協力をより活発にすることを目的にする。

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